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スポーツでけがをしたときの安静 2009年8月3日

 夏休みになり存分にスポーツをして体を鍛えている中高生も多いことと思いますが、頑張りすぎるあまり肉離れやねんざなどを受傷する人も少なくありません。
 けがをしたときに早く復帰したい気持ちは分かりますが、よく治すためには患部の安静が重要で、痛みを我慢してスポーツを続けると傷をさらに悪化させてしまいます。傷んだ組織が修復されるには数週間を要することが多く、重症例では厳密に安静にするためにギプスや装具で固定を行う場合もあります。その間、患部に負担のかからないトレーニングは続けてかまいません。傷が治ると痛みがなくなりますが、その場合も患部を使う練習は負荷の少ないトレーニングから開始します。傷は浅いうちの方が治りがよいので、十分治してから運動を再開するとよいプレーが期待できるでしょうし、後々に問題が残りにくくなります。

 
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