|
|||||
<< 前のページ|次のページ >> | ||
|
|
|
骨粗しょう症の防止には食事療法に加えて運動療法も重要です。骨は負荷がかかるほど細胞が活発になり強くなる性質があるので、日常生活では運動量を増やした方が良いといえます。 骨密度を上昇させる有酸素荷重運動として、ウオーキング、ジョギング、エアロビクス、太極拳などがありますが、体の状態に合わせて無理なく続けられる運動を選択することが肝要です。骨粗しょう症治療中の場合や下肢に痛みがある方は、運動を開始する前にかかりつけ医に相談することをお勧めします。 その他の運動としては、脊椎圧迫骨折を予防する背筋訓練や転倒を防ぐバランス訓練である片足立ちが勧められます。これらはロコモティブシンドローム(運動器症候群)を防止するための運動でもあるので、具体的なやり方については、ロコモONLINE(日本整形外科学会公式ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト)で見ることができます。骨粗しょう症とロコモの双方を防いで健康寿命を伸ばせたらよいと考えます。 |
|
<< 前のページ|次のページ >> | |
← 一覧に戻る |