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骨粗しょう症は予防できるに越したことはありません。そのためには、食事では全年代を通じて、過不足なく栄養を摂取することが大切です。 若年者においては、18歳以前にスポーツを行うことにより骨量を増加させることが、骨粗しょう症の発症予防に効果的であるといわれています。20歳ごろで最大となる骨量を運動により少しでも高くしておくことによって、加齢に伴う骨量減少が起こったとしても、骨粗しょう症のレベルまでは骨が弱くはならないことが期待できるということです。 一方、中高年者においては痩せ過ぎずに適正体重を維持し、歩行を中心とした運動を常日頃から行うことが勧められます。喫煙者と常習的飲酒者の骨折リスクは高いことが指摘されていますので、できれば避けた方が良いと思われます。また、骨粗しょう症を合併しやすい疾患には、糖尿病、慢性腎臓病、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患、関節リウマチ、ステロイド剤内服患者が挙げられますので、これらの疾患にも注意する必要があります。 |
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