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中高年になると腰痛や膝痛などを経験する人が増えてきますが、一時痛かったが今は痛くないという人も多いのではないでしょうか。しかし、腰椎の変形やずれ、膝関節の変形や軟骨のすり減り、半月板の異常を指摘された場合など、エックス線やMRIで分かるような構造の変化が生じている場合は、痛みがよくなったとしても心配がなくなったわけではありません。患部に無理がかかると痛みが再燃しかねない状態が残存している可能性があります。 腰椎では「不用意に中腰姿勢を取る、重量物を持ち上げる」、膝では「坂道や階段を長く歩く、急に振り返り膝がねじれるような動きをする」などで痛みが生じやすく、これらの動作を繰り返していると変形が進行していくことも懸念されます。このような場合は腰や膝に弱点があることを自覚し、痛くなりそうな動作を極力避ける意識を常日頃から持った方がよいと思われます。さらに患部にかかる負担を減らすために腰背部腹部や下肢の筋力強化を図ることが推奨されます。 |
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