 |
|||||
 |
|||||
|
|||||
| << 前のページ｜次のページ >> |
 |
|
|
| 腰椎すべり症は腰の骨が前にずれた状態です。例えば、第４腰椎すべり症では上から４番目の腰の骨が５番目に対して前方にずれています。腰の骨の後方にある突起を触ってみるとずれが分かる場合もあります。腰椎すべり症には分離すべり症と無分離すべり症があります。分離すべり症は若年期に腰椎の後方部分に分離が生じ、その後徐々にずれてすべり症となります。 一方、無分離すべりは変性すべりとも言い、中年以後の女性に多く見られます。第４腰椎に多いですが、第３腰椎に起こったり、多発性に生じて階段状の変形を来したりする場合もあります。分離すべり症と異なり、すべりの程度が強くなると神経の通り道が狭くなり、おしりや足の痛み、いわゆる座骨神経痛を来すようになります。重症例では足のしびれや筋力低下も生じて手術が必要になることもあります。 |
|
| << 前のページ｜次のページ >> | |
| ← 一覧に戻る |