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体幹や手足を支えて動かす筋肉は重要で、膝や肩など関節周囲の筋肉が弱いと関節にかかるストレスが増大し、関節の痛みや機能障害を引き起こす場合があります。一方、体幹を支える腰背部や腹部の筋肉は腰痛の発生にも深く関与しています。 体幹や手足の筋力低下が起こってくる原因としては、筋肉そのものに異常がある場合、筋肉に指令を出す神経に異常を来した場合、使わないので筋肉が衰えてくる廃用性の場合があります。筋力低下が生じていることが分かると「鍛えないといけない」とおっしゃる患者さんがおいでになります。廃用性の場合はそれでいいですが、根本となる神経に原因がある場合はそれを解決することが望ましく、例えば足部筋力低下の原因となる腰椎椎間板ヘルニアの除去が必要になることもあります。 神経の圧迫が除かれても筋力回復は一般に容易ではなく、手術が不要の場合もリハビリを根気強く行う必要がありますが、筋力低下があるならまずは何が原因かという診察が必要になります。 |
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