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痛風発作が生じる部位としては足の親指の付け根の関節が有名ですが、そこばかりではありません。痛風では増え過ぎた尿酸が体液中に溶け切れなくなり、尿酸結晶が析出して痛風発作が起こりますが、結晶は関節のみならず、腱、靱帯、皮下組織などに沈着する場合があります。例えば、足の甲や足首、アキレス腱部に生じることも多く、膝、肘、手首などに生じる場合もあります。 発作時の患部の痛みは強く、腫れや発赤を生じ、若干の熱を持ちます。軽微なけがが誘因となって痛風発作が生じることがあるともいわれています。足を軽くひねって、その時はたいしたことはなかったのに数日してから足首に腫れや痛みが生じ、捻挫と思っていたら痛風の発作であったという紛らわしい場合もあります。足部や膝の痛み、腫れを生じた場合は整形外科専門医受診をお勧めします。 |
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