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けがをして手足が腫れたときには軽くない損傷が生じていることもありますが、この際に不用意に温めたりもんだりしてしまう人がいます。受傷から数日後までの腫れの強い急性期に患部を温めると、血流が増加して腫れが悪化する可能性がありますし、けがで腫れた部位をもむことは腫れや内出血を助長し、損傷を引き起こす外力をさらに加えているようなものです。けがの後の急性期で腫れが強いときは、むしろ冷やすべきで患部をそっと安静にします。 また、関節が腫れた場合には関節の動きが悪くなることがあります。しかし、動かしにくいからといって急性期に屈伸運動をやってしまうと、かえって関節の腫れが強くなり動きがさらに悪くなる恐れもあります。このようなときも、患部を安静にして腫れが軽減してから関節の運動を行います。けがで手足が腫れたときには整形外科専門医にご相談ください。 |
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